粗大プラットホーム
不燃ごみ、粗大ごみは、ここで危険物除去などの前処理作業を経て、「不燃ごみピット」に一時貯留されます。
そしてクレーンで「破砕機」への供給コンベアへ運ばれます。
受入・供給コンベア
可不燃ごみピットからの空き缶や、プラットホームで一時貯留された粗大ごみは、このコンベアで「破砕機」へと運ばれます。
回転式破砕機
横軸縦回転型。不燃性粗大ごみ(家電製品、自転車、トタン等)や空き缶(スチール、アルミ)を回転する16のハンマーによって細かく砕きます。
内部はボイラからの蒸気によって酸素濃度が下げられ、爆発しにくい構造になっています。
磁力選別機
磁力と永久磁石を利用して、破砕ごみの中から鉄粉を回収します。
No.1、No.2と2回通すことにより非常に高い確率で回収します。
破砕物用選別機(トロンメル)
鉄分が回収された後の破砕ごみを不燃物、アルミ、可燃物に分類します。
内部は「ふるい」のようになっていて、その大きさによって分類されます。
アルミ選別機
磁力選別機を通ったごみ(鉄類を除いたごみ)から磁力を利用してアルミ分を分別します。
圧縮機
回収された鉄、アルミはここで圧縮成形され保管庫に保管されます。
その後リサイクル工場に運ばれ、再利用されます。
バグフィルタ
各機器からの粉塵を集め、きれいな空気に変えます。
中央操作室
粗大ごみ処理施設全体の機器の運転状況を示す計器類が集められ、集中管理と遠隔操作が行われます。
右手のガラス部分はクレーン操作卓です。