ごみ計量機
収集車や一般の搬入車は、ここでコンピュータにより計量し、記録します。
焼却プラットホーム
可燃ごみを、ごみ投入扉から「ごみピット」に投入するところです。
出入り口にエアカーテンを装備。
切断機
可燃性の粗大ごみ(畳・タンス・木材など)はここで細かく切断され、ごみピットに入ります。
ごみピット(一時貯留槽)・ごみクレーン
投入された可燃ごみが一時貯留され、ごみクレーンで攪拌(かくはん)した後、焼却炉内に投入されます。
ごみクレーンは、一度に1.6トンのごみをつかむことができます。
焼却炉
ストーカ炉。燃焼温度は800度から950度で安定した焼却を行います。
24時間あたり100トンの燃焼能力×2炉
ガス冷却装置
ごみを燃やしたときに発生する燃焼排ガスは高温なので、ここで水を噴射し、温度を下げます。
有害ガス除去装置
排ガス中に含まれている塩化水素を消石灰を噴霧することにより、効率よく反応させ除去します。
集じん器(バグフィルタ)
排ガス中に含まれる「ばいじん」を、この中にある432本の「ろ布」に吸着させることにより、微細なものまで除去します。
磁選機
焼却灰の磁性物(鉄等)を吸着させ、分別します。
不燃物は2段階の「ふるい」により分別します。
焼却灰・ダスト固化装置
集じん器で捕集されたダスト(飛灰)は薬品と合わせてセメントで固化。
焼却灰はセメントで固化されます。
- 上段:バイブロミキサー
- 下段:二軸パドル式混練成形機
灰ピット
固化した焼却灰やダストは灰ピットに貯留され、運搬車により下妻地方広域事務組合最終処分場「クリーンパーク・きぬ」に運ばれます。
中央制御室
自動燃焼装置やクレーンの遠隔操作をはじめとする各種の情報や優れた機器を駆使して、安全で確実な運転をしています。
24時間運転のため、作業員は2交代制。